吹上の交差点から少し中に入ると、実はこんなステキなフレンチがいただけるレストランがありました。
「Le Martin Pecheur」
一度はきっと見逃してしまう。そんなひっそりとしたお店です。
コンクリート打ちっぱなしの建物に小さな「L・M・R」と光るプレート。
それだけが小さな目印。
そして周囲を少し階段を下り回廊を進むと入り口にたどつきます。
今回は中での写真はありません。
テーブル席も満席、ワタシが座ったカウンターも満員状態だったこと、
お隣のカップルは特別な日のお祝いの様子だったので、
携帯で写真を撮って雰囲気を壊したくなかったから、
というのはちょっと大げさで、
あまりにも美味しそうだったので、
食べる前に写真をとる余裕さえなかったって噂も・・・・w
まずは乾杯・辛口でキリリとした味わいのシャンパン。
美味しくてぐいぐいハイペースで飲んでしまいました。
一口シュウ
シュー生地にトマトとバジルを練りこんだ小さなパン。
シャンパンによく合います。
田舎風パテ
よく覚えてない。w
春の貝類ゼリー寄せ、シロアスパラガスのクーリ添え
新鮮な貝柱などの貝類と白アスパラガスを
おいしいエキスのつまったゼリー(かといって重くない)を混ぜていただくと
題名のそのまま、春を感じます。
白ワイン
名前 Pがついてました。(謎かけ)
フォアグラのプレッセにベトラーヴのムースとそのドレッシング添え
プレスして固めたフォアグラって美味しいんですね。よく頂くのは柔らかいふんわりとしたものですが、
こうしてしっかりとフォアグラの味だけを味わえるのはとても贅沢な事なのかも・・・・中のトリュフが少しアクセント。
ベトラーヴとはカブのことらしく、綺麗な紫がかったピンクのムースがとってもクリーミーでとろけます。
穴子のプレゼ赤ワイン風味と牛蒡のスープ
サーブされた瞬間ふわぁっと牛蒡の香りが、土臭い匂いではなくて、丁度ごぼうのささがきをしているときの香りがします。
濃い目の穴子の味付けに牛蒡のスープも濃厚、少し濃い味だと思いました。
本日お酒リタイア ガス入りウォーター
一緒に言ったヒトはここからガンガン白・白・白・赤と飲んでました。。。。いいな
オマール海老のロースト、そのジュのクリームソース
オイシイ!
ただその一言でいいんじゃない?
でもあえて添えると、オマール海老エビの焼加減が絶妙で、すごくジューシーで甘味を感じられます。
その柔らかいお味のソースと混ぜていただくとホント美味!
シェフ曰く。最近のここの看板メニューらしくってよ!
そして。。。。かなりのボリュームです。
「シャラン」産鴨のロースト、赤ワインソース
鴨のローストです。ワガママひかり号は事前に「鳥皮・脂身NO!]と伝えていたため
綺麗に赤身部分だけ出してくれました。
シェフの大好きな渋い赤のお皿に赤いお肉。
大人の一品ですわ。オマール海老に引き続き、肉の旨味と舌触りがよくて、
もっと飲める日であればワインがぐいぐい進むことでしょう。
デザート各種
ケーキが八種類。アイス。シャーベット。煮果物の中から好きなだけチョイス。
いっぱいいっぱい切り分けてもらいました。欲張りさんには素敵な時間。
ハーブティーとプティフール
ここまでかなりヘビーなお味で少々胃が疲れてきたなぁっと感じていたのですが、
このハーブティーで癒されます。ほんのり後味が甘い。柔らかなお味です。
知り合いのシェフだから、
贔屓目もあるかもしれない。
でも、すごく美味しかった。
一品一品はずれがなくておいしい。
ただ少し全体のバランスとしてはもぅ少し軽め優しい味もあると
ひかり号のツボ。
また来ますね Nさん♪
ゆっくりとお食事の時間が取れたこと。
美味しいものを美味しいと分かち合える人と一緒にいれたこと。
そんなことに感謝しながら、
久々に誰かにこの美味しさを伝えたいと心から思いました。
最近ちょっとそんな心の余裕がなくて、自分的にはつまんない日記的食事記事しか書けてなくて、
納得のいかないブログになっていました。
でも今日はとっても嬉しくて、深夜に眠たい目をこすりながらPCに向ってます。
LE MARTIN PECHEUR
052-733-3373